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2009年6月28日 (日)

6/23 【「イソップ」からの伝言】自分を守ってくれるのは何か

まったく同感!!


以下、引用(産経ニュース

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【「イソップ」からの伝言】自分を守ってくれるのは何か
2009.6.23 08:09


 「水辺の鹿(しか)」という一人(匹)芝居めいた話がある。
これも岩波文庫版の「イソップ寓話(ぐうわ)集」から要約する。

 泉で水を飲んだ鹿が水に映る自分の姿を見て、
大きな角が見事に枝わかれしているのを得意になった。
しかし脚が細くて弱々しいのが悲しい。
そこへライオンが現れたので、一目散に逃げて引き離した。

 しかし樹木の生い茂る場所に来ると角が枝にからまり走れなくなり、
ライオンに捕まってしまった。

鹿が殺されるまぎわに独りごとして言うには

「ああ、情けない。裏切られると思っていたものに助けられ、
一番頼りにしていたものに滅ぼされた」。

 イソップは
「このように危難に際しては、疑われていた友が救いとなり、
信認篤(あつ)い友が裏切り者となることがよくあるのだ」
と結ぶ。


 何が自分を守ってくれるのか、見極めることは案外難しい。
日本の安全保障を考えてもそうだ。

 日本人の中には、戦後の日本がどこからも侵略を受けず、
安全でおれたのは日本国憲法、特にその9条によるものと信じている人もいる。

 だが、日本人には日本国憲法を守る義務があるが、他国の人にはない。
だから憲法で守られているというのは、日本人の思いこみでしかない。

逆に施行後60年以上もたてば、鹿の角のように国際協調を阻害することにもなりかねない。

 そうではなく、日本の安全を守ってきたのは、いわゆる進歩的文化人らが忌み嫌った
日米安保条約、つまり日米同盟と日陰者扱いされてきた自衛隊という「軍事力」だった。

それが他国に対する最大の抑止力になってきた。

そのことを冷静に判断できるか、今の日本人に問われている。

(皿木喜久)
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まったくの正論です。


「戦争はこりごり!」

「平和に過ごしたいし、他国へ侵略をする意思はないから交戦権は放棄。」

「他国を安心させるために武器も捨てますよ。」


こんなことしたからといっても、
それが他国が自国への侵略を放棄することまで保障されない。


戦争勃発の原因のほとんどが、
経済的困窮を他国の富を奪うことで解消しようという動機である以上
世界第二位の経済大国である日本が目をつけられるのは当然のこと。

理想は高く持つべきではあるが、
残念ながら、現世はそこまで世界が分かり合える時代ではないんです。


他国に目をつけられないためにも
抑止力としての武装は絶対に必要である。


また、現在は日本の防衛に米国が多大な努力をしているが
逆に日本は米国に対して憲法9条を理由に大胆な協力までは行えていない。

このような状況で、実際に有事が起きた際に米国の行動はどうだろうか?


「日米安保条約があるんだから、米国は日本のために血を流してくれるよ」

「米国の有事の際には、日本は後方支援はするけど、憲法9条があるから
武力行使は行えない。日本人の血は流せないから頑張ってね」

こんなんでは米国としても納得がいかないでしょう。

このためにも憲法9条を改正し、集団的自衛権も行使できるようにすべき。


今、現実に北の脅威が大きくなっています。

もし、北が核ミサイルを日本に発射した場合、
それによる実質的な被害を回避できるかに関わらず
米国は北に対して躊躇することなく核を撃つでしょう。

これは別に日本のために撃つのではなく
世界全体の核秩序を守るために必要な行動だからです。

つまり、この報復攻撃は米国自身が自らの判断と意志で行うことであり
日本の立場や意見とは関係ありません。
故にこの抑止力は確実に働くでしょう。(それでも撃つかもしれないけど・・・)


しかし、北が核ミサイルではなく通常ミサイルを日本に発射したら・・・

この場合、米国は即座に応戦することは決してないでしょう。
何故なら、この場合は通常の国家間の交戦状態に過ぎないからです。

米国は日本の参戦要請を受けて
初めて北と事を構えるかどうかを判断することになるのです。

つまり、国際情勢次第では
日本は独力に近い形での交戦を余儀なくされる恐れがあります。


このような事態を防ぐために、当然外交的解決を放棄するべきではないですが
米国を自国に繋ぎ止める努力も必要であるし、
日本も独自の抑止力強化を図るべきなのです。


それが北を見えない鎖でつなぐことになり
無秩序な行動を差し控えることとなり
結果として安全を保てるわけです。


第二次世界大戦後も世界では国家間の紛争は絶えません。
世界平和を実現するには、まだまだ長い道のりが必要でしょう。

しかし、比較的安全な状態を保つことは不可能ではないと思います。
(あくまで比較的ですが)

日本には太平洋戦争後の60年以上は国家間の武力衝突はありません。
しかし、それは決して憲法9条のおかげではないということと、
今後も比較的安全にすごすためには何が必要かを
われわれは今、真剣に考える必要があると思います。

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